[JEWELLERY POLICY:ジュエリーについて]
ベルデライトでは色石(カラーストーン)を楽しんでいただく為に、
日常で身に着けて楽しめる、
色石(カラーストーン)を中心としたジュエリーデザインと制作を心がけています。
私が石に惹かれた頃、ジュエリーに使われる宝石と言えば、
ダイア、ルビー、エメラルド、サファイア、パールと
いわゆる五大宝石と呼ばれるものが大半で、
それ以外の石をジュエリーショップや宝石店で見かける事は殆どありませんでした。
その現状に「もっといろいろな石を知って欲しい」
「もっといろいろな石を楽しんで欲しい」と思い、
いろいろなカラーストーンを販売し、
それを楽しんでもらうためのジュエリーをデザインし制作したいと思いました。
そうした想いから生まれたベルデライトのジュエリーは、
石を生かす、石を魅力的に見せる事を一番に考えてデザインしております。
カラーストーンの大半は、形や大きさがバラバラです。
ベルデライトのジュエリーは、まず石があり、
それを魅力的に身に着け輝きを放つようなデザインを考えています。
最初にデザインがあって、材料としての石を探すのではなく、
ジュエリーとして身につけたい石があって、そのためのデザインを考え作ります。
それは、フルオーダージュエリーやオンリーワンジュエリーはもちろんですが、
セミオーダージュエリーも同じで、その根本はかわりません。
唯一の石を選んでいるわけではありませんが、ある程度の石を想像し、
そうした石をのせるなら・・・という想像から
ジュエリーとしてのデザインを考えていきます。
そのため、用意した枠に石を削って入れるような形ではなく、
お客様が身に着けたい石をそのまま留められるように考えております。
石を留める石座と呼ばれる部分は、原型の時点で一緒には作っておりません。
石の置き方、見せ方に合わせて一つずつ制作しています。
それでも石によっては、ご希望のセミオーダージュエリーに出来ないものがございます。
その時は、石の形を変えるのではなく、
その石を生かせる別のデザインをお勧めさせていただきます。
そんな一つ一つを実際のジュエリーに仕上げるには、
職人さんにも、多くの手間と苦労をおかけしています。
「身につけた方が石を楽しみ、その身につけた方を見る事で周りの人も楽しめる」
石の魅力を伝える事ができるジュエリーを、
日常(力仕事や、家事によっては外していただかないと困りますが)で
使っていただきたいと思っているのですから。
その為の違和感のない指通り、疲れない着け心地、大きさに丈夫さ。
本当に職人さんの技術があってこそ出来ている事です。
そのおかげで、それがベルデライト特有のボリュームと作りになり、
ブランドの一つの特徴となっております。
仕立てる事でより石を生かし、
身につける事でよりその人の気持ちを引き立てる。
それがベルデライトのジュエリーポリシーです。 |